ライン式銀塩プリンタに思うことちらほら

先日ちょっとコメント欄が賑わったノーリツの新型プリンタの話題。今回の高解像度なエンジンによって恩恵を受けるのはL判プリントでしょうなあ。小さくて鑑賞距離が近いし。いわゆる「デジタルプリント臭さ」が減るかもしれないという期待も若干。
ただしid:hatenoさんのコメントにあるところの「露光間の溝」は今度のエンジンになっても解決はしない気がしています。これって「ライン状の露光部分」+「ペーパー駆動」という構造をどうにかしない限りずっとついて回る問題じゃないかな、と*1。結局レーザーにせよLEDにせよシャープすぎるんですよね。いっそ解像度を犠牲にして露光部にディフューザを挟んだ方が違和感のない画像になったりして(ぇー。
あと現状で単純に溝を目立たなくしたい場合は微粒面のペーパーを使うくらいですかねー。光沢だからゆえにアラが目立つってのは確実にあるかと。

*1:ただLightJetよりLambdaの方が若干溝は出にくい印象があります。これは機材のリリース時期の差があるかもしれない