2008年度 画像4学会合同研究会「デジタルカメラからハードコピーまでの色再現の問題」
工芸大に来るの久々ー。
デジタルカメラで撮影された画像を業務のワークフローに乗せるにあたっての各種問題点とか今後の規格の傾向について語る、写真や印刷の各種中の人による中の人向けイベント。
参加者も現場の技術者だったりするせいか質疑応答が内角に豪速球って感じで怖いです。
しかし客観的に眺めてるとやぱ一番足引っ張ってるのって写真家じゃね?とかいろいろ思わせられる非常に興味深いイベントでした(ぇー
思ったことちらほら
- デジタルカメラ=写真機と見るかスキャナと見るか
- 商業においては素直にスキャンしたポジとして流通させないと誰も幸せにならない予感
- RAW入稿なんていいことないと思うんだけどねー
- ていうか某塾て以下略だったりしないか?
- 商業用途で考えるなら写真機を写真機として考えるアプローチは邪魔以外の何物でもないこと
- しかしその写真機も民生需要が死ぬほど存在しないと維持できない矛盾(含むIJプリンタ
- 写真家は物としての写真についてちゃんと取り組んでおくべきだったんじゃないのかねえ(なぜか過去形
- RGBを一度汎用のRGBに変換してから分解、というアプローチはちょっと面白そう
- デジタルカメラと白点・黒点という概念はどーしても折り合いがつかないような?
…以上、断片だらけで人に伝えようという意志が全くない文章のは仕様です(ぇー
でもまああれだ、写真家が印刷だの何だのに半端に頭を突っ込むんだったら目の前の写真に集中せえと言われてる印象を受けましたよ。そうしないと実用的に回るワークフローができてしまった時点で首が飛ぶ予感がですね。
次回があったら行くかと言われたら
都合がつきそうならマメに見に行きたいですな。写真方面でこういう学術分が補充できるイベントって稀だと思いますので。とりあえず今回は参加費の元を取れました。満足。