デジタル一眼レフを中古で買うことについて考える
はてブ経由で見かけた下記の記事についてちょっと補足ぽい感じでつらつらと書いてみます。
まめことネコゼのどたばた会議 : 2万円以下で買える中古のデジタル一眼レフまとめ(2010年春)
中古で買うメリット・デメリット
値段が安いのは純粋にメリットといえます。浮いた価格でレンズのグレードを上げるも良し、アクセサリーを追加するも良し。
逆にデメリットはいろいろあって
- 保証関係が新品で買うよりも手薄になること
- バッテリーを買い足す必要があること(元々ついてきてる電池は結構へたっている可能性があります)
- 目利きの人がいないと問題ある案件を掴まされる可能性があること
などなど。
特に最後の項目が重要で、慣れないうちは結構訳あり品を掴んじゃって痛い目を見るとかよく発生してですね(遠い目)…
まあ銀塩のカメラに比べると歴史が浅い分極端な外れを引く可能性はまだそれほどないと思うのですが、それでも初期のデジタル一眼が発売されてから10年くらい経過していることを考えると、今後「一見綺麗なんだけど中は訳あり」みたいな機種が増えてくる可能性は高いのではないでしょうか。
どんな機種が安くなるの?
基本的には定価の安いエントリー機種か発売されて一定期間が経過した機種、そして忘れちゃいけないのが「ヒットして大量に市場に流通した機種」。この他に番外編として「不人気で買い手がつかない機種」というのも混ざってきますが、これに関してはそもそも絶対的な流通量が少ないために逆に値段が付かない、なんてことになりますね。
狙うならどれがいいの?
初心者の方が初期投資を安く上げるのが最優先として検討した場合、一番安全パイなのは上記の中のヒットした機種でなおかつエントリー機種。なんせ数が出てるので中古でも選択肢が多いですし、仕事で酷使されている可能性も比較的薄いですから*1。件のエントリの延長で考えるとEOS Kiss系/Nikon D40系は鉄板でしょうね。Kiss系はやたら種類があるので選択し辛いところですが、N/X/X2あたりが価格と中身のバランスが手頃ですかねえ。あとはα200あたりもコンディションの割に安いタマが出てくる可能性が高いので悪くない選択じゃないでしょうか。
逆に購入時にガイドがいないと辛い案件としてはEOSの10D/20DやNikon D100。この辺は酷使されてないタマを見分ける目がないと本気で使い倒された物件を掴まされる可能性が高いです。あと発売されて年月が経ってるという理由で*istD/*istDSや旧KONICA MINOLTA案件も一見さん向きではありません。いやいいものではあるんですが…!特にα Sweetとかよくできてんですが…!