iPhone 4のカメラ撮像素子について考察
いや全然関心がなかったんですけど、twitterで「今度のiPhoneは裏面照射CMOSを載せてるらしい」つー話を見てちょっと好奇心が湧きまして。ちょっと公開情報を当たって中の人を推測して遊んでみようかなと。
そもそもどこの素子なのさ
国内で裏面照射型というと真っ先に浮かぶのがソニーさんちのExmor Rですが、ソニー以外にもOmniVisionでも裏面照射CMOSは製造されてます。"OmniVision iPhone"なんて単語で検索すると噂系サイトで「OmniVisionとLGにカメラユニットを発注した云々」て話が出てきますしこりゃOmniVisionで間違いないのではないでしょうか。
1/3.2型なのか1/4型なのか
この記事を見るに以前のiPhoneは1/4型センサーを使っているらしいので今回も同様かな、とtwitterでつぶやいていたら荻窪圭さんから「基調講演で言ってたデータ通りだと1/3.2型になるのではないか」という指摘が。なんですと!
うむ、そういや俺基調講演全然見てないじゃないか!と関連記事を漁ってみると確かにPC Watchさんところの写真で1.75 μm size pixelsなんてスライドが見えます。なるほど、このスライドが正しいとすると1/4型では画素サイズが合わなくなってきますね。
ということで最初に貼ったOmniVisionの製品情報ページを見てみると該当しそうなのはOV5630/OV5633のどちらかになりそうです。製品仕様を見ると素子そのものは1080p動画もいけるんですね。すごいな。
結論
- 自分撮りカメラはLG製、メインカメラはOmniVision製
- 従来のiPhoneに比べてセンサーサイズが上がっている
- 基調講演で画素サイズについて特記事項が載るとか画素ピッチマニアにはたまらない
- こんなん推測して喜んでるのはハードオタくらいだ
あーあー、なんか誰が得するんだよこんな記事(汗苦笑)。