iPhone + Filterstormでレタッチするよの巻
というわけで昨日投げっぱなしなエントリを書いたため補足エントリ。写真を開いて適当に修正する流れをスクリーンショットをつけて簡単に説明します。
まずは起動画面
起動画面はこんな感じ。注意しないといけないのは「歯車アイコンは設定画面を呼ぶ物ではない」ということ。他のiPhoneアプリを使ってると混乱しがちなので気をつけましょう。
ざっくりと作業しますよ
元の写真はこんなん。秋葉のるーろーはん。
「Filters」-「Temperature」ホワイトバランスを調整。左下にピッカーみたいな円がありますが、無彩色のものにこの円を持ってくとだいたいニュートラルなホワイトバランスが取れて、あと下のスライダーで微調整という流れです。
「Filters」-「Curves」トーンカーブ調整。サンプルなんでちょっと強めに持ち上げたりひねったりしてます。
「Filters」-「Blur」いわゆるぼかしフィルタ。あとシャープ系では「Soften/Sharpen」もあります。
「Filters」-「Black & White」黒白変換。単に彩度を抜くだけのグレースケール変換ではなく、RGBのバランスが調整できます。
Filterstormの強いところ:マスク編集
変換フィルタ画面の下に「Apply」「Apply with Mask」の2種があることにお気づきでしょうか。単にApplyすると全画面に調整が適用されるわけですが、Apply with Maskするとマスクに調整が適用されます。Photoshopで言うところのレイヤーマスクが割と近いイメージかな。
基本的にFilterstormのフィルタ変換系は全部マスク適用できるので、画面の一部だけぼかしたい、とか黒白の一部分をカラーにしたい、という目的も割と簡単に作れます。
丼だけカラーにしてあとモノクロにしたりとか。
他にもマスクを使うと幸せになれるシチュエーションとしては
- 空の部分だけ色を濃くしたい
- 画面の一部だけシャープにしたい・ぼかしたい
- 一部の色だけ極端に強調させたい
- ミックス光源の一部だけ補正したい*1
などなど。マスクが使えると言うだけでかなり自由度は上がりますね。ちなみにマスク調整にはブラシ・消しゴムの他にグラデーションも使えたりします。空の色の補正なんかにはグラデーションが使えるとかなり強まりますよ。
仕上げますよ
「Canvas」タブにある「Crop(切り出し)」「Scale(縮小)」「Rotate(回転)」「Straighten(角度微調整)」「Flip(反転)」などを使って目的のサイズに作ったら保存しましょう。
…と、かなり駆け足ですがこんな感じで普段補正作業をしてます。あと保存するときはカメラロールでもカメラロール+メールでもご自由に。拡大保存なんてのもできますがあたしゃこれは使ってないんで評価保留しておきます。