デジタルカメラの撮影時におけるサイズ/画質設定について
慣れてない人がデジタルカメラを使うときに真っ先に上がる質問のひとつとして、「どのくらいの画質設定にして撮ったらいいか分からない」というのがあります。
主な回答としては
- とにかく今ディスクも安いんだから最高画質最大画素設定がいいよ派
- どうせ大きく撮っても使わないんだから小さくていいよ派
- 画素は大きく画質設定は低め派
なんてところに分かれるかと思うんですが、ここに私は「とりあえず1MB前後派」というのを提唱してみようかと思います。
目安としては200万画素機以下だったら高画質〜最高画質設定、400万画素機以下で標準〜高画質設定、それ以上の画素数なら標準設定くらい。
理由。
- メモリーカード1枚あたり何枚撮れるかを換算しやすい
- マシンパワーがあまりなくてもそれなりの速度で閲覧できる上限がこのくらい
- このくらいの設定ならそこそこ大伸ばしが利く
- それ以上の画質を望むならRAWで撮ってtiffに起こした方がいい
jpeg画像ってそもそも画質より利便性を重視した画像形式なわけで、利便性を優先して考えていくと無闇に圧縮率が低い設定で撮る必然性ってどれだけあるのかなぁ、と思うんですよ。
まあ画素数が低いデジタルカメラにおいてはあまり圧縮がきついと絵そのものが分からなくなる恐れがあるから仕方ないにしても、いまどきの高画素機で低圧縮にこだわると今度は1枚の画像が3MBとか結構なサイズになってしまうじゃないですか。それだったら最初からRAWで撮った方が後で調整も利くしいいんじゃないかと思うんですよねえ。Nikonの圧縮RAWあたりなら1枚3〜4MBに収まる(うろ覚え)わけだし。