偽デジタル写真屋日報@はてな保管庫

はてダ終了に合わせてログ移行させました。ところどころリンク先が死んでるかもしれませんが仕様です。

プリンタの画質向上云々の話題

CP+記事を放置しておいてアレですがちょっと引っかかったんで言及。うわごとチックに。

PX-5500をうちで愛用してるし仕事場筋でもPMの頃から歴代MAXARTはそれなりに触ってきてるんですけども、「インクジェット出力機」「プルーフ出力機」としてはすごく安心して使える品になってると思うんです。なんせ出力が安定してて上がりが読みやすいのは楽。
ですけどね、高画質インクジェットってやっぱりどう頑張ってもインクジェットなわけで、プルーフみたいな刷りものの代替はできても写真にはなれないんじゃないですかねえ。多色化するのもいいけれど、連続階調が苦手なのを色域で補うみたいなアプローチはあんまり筋がよくないっすよ。
あと、中間調をリニアに出せるようにすればするほど写真からは遠ざかるんじゃないかつー気もしております。トーンの真ん中がいくら豊かに表現できたところで、シャドーの手前がすこーんと潰れちゃうようなのとかハイライトの粘りが全然ないようなのってはやっぱりなんか違うよねえ…。

定期的に言ってますけど

写真て色じゃなくてトーンですよ。印刷媒体に使いやすいメディアであるからといって写真の側から印刷に過剰適応していくと本当に道を見間違うんじゃないのかなあ。

あとどうでもいいけど

グロスオプティマイザとかクロマオプティマイザって紙に対しての冒涜つー気がしません?(なんか受信している)

まあそんなこんなで

オチはない(ぇー)。