寝ます。
はてなから有料オプションの更新通知が来たのでとりあえず凍結することにしました。いま金払って維持する気はないんで広告出ても塩漬けにして放置かな。本当はログ変換してどっかに引っ越しと思ったんだけどクソ忙しいのでそこまでする元気ねえっす。また無職になったらなんかするかもしれませんが(ぇー。
てなわけで。記事更新する気力が発生したら別のどっかのサービスでなんか書くかもしれないし書かないかもしれません。とりあえずコメントとトラックバックは凍結扱いにしてログをエクスポートしました。あとmp3はそんな容量食ってないからそのまま保存されてる…のかな。よく知らんけど。
とりあえずこせきに連絡取ったり動向を知りたい方はどうにかすればどうにかなると思うんでがんばってください。どっかでだらだらしてます。ええ。
プリンタの画質向上云々の話題
CP+記事を放置しておいてアレですがちょっと引っかかったんで言及。うわごとチックに。
- http://proselection.weblogs.jp/epson_proselection_blog/2012/03/post-f512.html
- http://proselection.weblogs.jp/epson_proselection_blog/2012/03/post-b2b0.html
PX-5500をうちで愛用してるし仕事場筋でもPMの頃から歴代MAXARTはそれなりに触ってきてるんですけども、「インクジェット出力機」「プルーフ出力機」としてはすごく安心して使える品になってると思うんです。なんせ出力が安定してて上がりが読みやすいのは楽。
ですけどね、高画質インクジェットってやっぱりどう頑張ってもインクジェットなわけで、プルーフみたいな刷りものの代替はできても写真にはなれないんじゃないですかねえ。多色化するのもいいけれど、連続階調が苦手なのを色域で補うみたいなアプローチはあんまり筋がよくないっすよ。
あと、中間調をリニアに出せるようにすればするほど写真からは遠ざかるんじゃないかつー気もしております。トーンの真ん中がいくら豊かに表現できたところで、シャドーの手前がすこーんと潰れちゃうようなのとかハイライトの粘りが全然ないようなのってはやっぱりなんか違うよねえ…。
定期的に言ってますけど
写真て色じゃなくてトーンですよ。印刷媒体に使いやすいメディアであるからといって写真の側から印刷に過剰適応していくと本当に道を見間違うんじゃないのかなあ。
まあそんなこんなで
オチはない(ぇー)。
CP+ 2012に行ってきた話の1
Flickrに置いた写真眺めつつコメントを書いていたらどう考えても長すぎなんでエントリ分割してだらりと続けていきます。以下ブースごとの写真と簡単なコメントを。
GE/AGFA PHOTO
PIEで出展しはじめてからなんとなく気になっていつも見てしまうGEブース。作ってるデジカメは廉価ラインの定番、といった製品が大半なんですけど、外装仕上げが値段の割に綺麗なんですよねここ。
今回はブースを半分に割ってAGFA PHOTO/GEという構成で出展していました。AGFA?あれ、AGFAのデジカメってEXEMODEが扱ってなかったっけ?と思って聞いてみたところ、「これまでライセンスを持っていたところ(生産メーカーか商社かは聞かなかったので不明)の契約が切れたので今年からGEと契約した」とのこと。ふむー。春に出てくるという新製品はよくある高倍率スリムコンパクトなのですが、デザインがこれまでのAGFA PHOTO名義のものよりも垢抜けているような。ちょっと注目していきたいものです。
Datacolor
今のSpyder Printは連続読み取りができるんだよなあ。いいよなあ…。
中の人とユーティリティの使い方について少々話をしたり。
Canon
一眼見てません!興味ねえし!
PIXUS PRO-1の現物とか出力見本を見せてもらったり。でけえなあおい、というのが第一印象。出力品質も割と安定していますが自分の好みとはちょっとずれるかなー。
Powershot G1X、でけえなあおい(2回目)。電源を切っている状態であれば従来のG11/G12と大差ないんですけど、電源を入れた後のレンズの繰り出し量が従来機と全然違うんですわ。これは結構微妙かもしれない…。G12は併売なんでしたっけ?
でけえなあおい(3回目)、のDreamcolor5000。最近えらい力を入れてるインクジェットベースのオンデマンド印刷機、というかフォトブック生産ライン専用機というかそんななにか。印刷屋に入れるにしても集配ラボに入れるにしてもちょっとポジションが半端になるように思うんですけど、果たしてこれってどこを狙ってる商品なんでしょう…。
COSINA
SL系交換レンズの外装が変わったらタクマーレンズになったでござる(ピントリングだけ)。個人的には前のデザインの方が好みだなあ…。
あとOMなんとかにくっついて展示されていた17.5mmは結構ツボな人多いんじゃないですかねー。あたしもm4/3機を使ってたらかなり揺らいだであろうレンズ。問題は生かせるボディが略。
Nikon&女子カメラ
確かに客層が微妙に重ならないからって全体のブースを白黒まっぷたつにして女子カメラタイアップブースとD4/D800おっさんブースを隔離しなくてもいーんじゃないでしょうかとは。なんかあからさま過ぎて萎えるぞ。ちなみにNikonブースはここの写真だけ撮ってスルーしました。D800とか縁がないし。
Blackrapid
G11用に愛用している(非常に速写性が高いので現場やイベント記録用途にえらく重宝しております)、SnapR20のちょっとでっかい版。
サイズに余裕があるため、DP2+ファインダー+キャップを装着した状態でもすんなり収納できることを確認しました。Merillだとどうなんだろう…。
ブラックラピッド SNAPR20/スナップR20 バッグ&ストラップ
ブラックラピッド
![[ブラックラピッド SNAPR35/スナップR35 バッグ&ストラップ]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/31bca-hCO3L._SL160_.jpg)
ブラックラピッド SNAPR35/スナップR35 バッグ&ストラップ
ブラックラピッド
というわけで
とりあえずこれで半分弱くらいかな。次回かその次あたりまででどうにか残りを埋めていきます。
Kodakちゃんが瀕死なところに日経が後ろから火をつけやがった件を書いていたらChapter11申請の報が流れた件
とまあそんなわけで出遅れ感がとても高い記事になってしまってさめざめと泣いているんですが。
ことの始まりとか今月入ってからのこととか
昨年後半あたりからKodakの株価が下がり放題ですっかり投資家のおもちゃ状態になっておりまして。$1前後をふらふらしたりとかどこの山水電気株ですか、みたいな。
で、フィルム値上げの話もあるし少し買いだめするかなーと考えてたらこんなニュースリリースが流れました。
Kodak Creates New Business Structure to Accelerate Digital Transformation
要は組織再編するから法人向けと個人向け部門に事業を集約してフィルム部門の名称はなくなるよ(写真フィルム関連の部署を再編成するよ)。まあ以前ほどフィルムを前面に出して商売してる訳でもないししょうがないよね、と受け取れる内容の記事ではあります。
しかしこれが日経の手に掛かるとこうなるわけで。
米コダック、フィルム部門が消滅 組織改革を発表
映像機器大手イーストマン・コダックは10日、現在3つある事業部門を2つに集約したと発表した。傘下の事業は「法人向け」と「消費者向け」の2つの部門に分割。100年以上にわたり、同社の主軸を担ってきた「フィルム部門」は消滅した。
待て待て待て、なんだその業務ごと消滅したみたいにも読める書き方は。そりゃ終わったことにしたい投資家や経営陣が山ほどいること自体は否定しないがもう少し翻訳の仕方があるだろう日経よ。ていうかこの記事読んでフィルムの思い出話とか始める写真家とかまでいるぞマジ勘弁してくれっていうか勝手に終わらせないでくれこちとらまだフィルム使ってるんだから。
…と数日前にこの辺まで書いたところでデータふっ飛ばしてふてくされてたらきょういよいよChapter11ですよまったくもー。とりあえずシティからの融資が*1出てるようなのですぐどうこうってこたぁないと思いますが今後の報道でいろいろあることないこと書かれそうなんでいまのうち釘さしときます。
Kodakについてはっきりしていることを箇条書きで
- フィルムが即入手不可能になるつーことはありませんし入手もできます。来月から一部製品が値上げするけれど。
- 事業部門が集約されて個人向け・法人向けに分かれたけれどフィルム系部署はそれぞれ配分されて当面は生き残るのでなかったことにしないように。
- 飛んだのはアメリカ法人だけで海外の拠点はとりあえずまだどうにかなっております。
- つか公式にChapter11関連のFAQが出てるから英語読めるならまずはそっちを読みやがってください。
- 一部報道で「デジタル化に乗り遅れた」みたいな寝言書いてる新聞屋はそこに正座してください。民生用デジカメの大半で使われてるベイヤー配列はKodakの開発者が作った訳だし、センサー系にしても画像処理系にしてもKodakがいなかったら進んでなかった技術は山ほどありますぜほんと。
以上。
これからフィルム愛好家がすべきこと
写真愛好者でなおかつフィルム主体の人が今できることは淡々と継続して材料を買ったり現像に出すこと(買いだめして冷蔵庫に放置するくらいなら撮ってまた買ってきたほうがいい)。そして「ああ、フィルムねえ。あれよかったよねえ」とか勝手に思い出話するおっさんどもを張り倒してまだ使ってることをアピールすること。特に後者が重要。
以前のコニカミノルタ写真事業撤退のときやコダクローム終了のときに「ああ、フィルムもとうとう終わったんだねえ」みたいな思い出話した人が山ほどいて閉口したもんですが、今回も恐らく同じようなことをいう人は山ほど出てきますよね。
何が困るかっていうとそういう人に限って半端に声がでかくて影響力あったりするんですよ。で、実際その声によって銀塩写真の市場の縮小が加速されていく。これ、ほんとに洒落にならないっすよ。
縮小はもう止められないとはいえ、勝手に終わったことにされて縮小ペースを早められるのだけはせめて抵抗しておきましょうよ。たとえ気休めだろうと焼け石に熱湯だろうと。
*1:シティかよ…とちょっと思ったのは秘密
今年のわたくし
なんなんですかね今年の波乱具合。全部震災に持って行かれた感がないでもないですが。
というわけでせっかくはてな税を払ってることですし今年の私の流れを備忘録的に書いておきます。
新年〜年度末
例によって例のごとくの年度末進行。地図描きしてました。で、そんな忙しさのピークに震災。川越はかなり本格的に陸の孤島になってしまったため(なんせ電車が来ねえから都内に行けない)自宅で作業してたりしてました。納品状況も納品先が被災してるせいでそもそも納品物の検査できねえ!とかすげえカオスでしたねえ。
年度末〜梅雨明けくらい
4月の頭に暇になってしまったため、以前行使しそびれてた失業給付を使いつつ職安通ってました。うん、今年本当に仕事なかったですわ。自分の職種が絶滅危惧種とかそういうのを抜いても絶対数がねえんだもの。
で、暇を持て余してるところにtwitterで「被災写真のレタッチ手伝えない人はいませんかー」みたいな話があり、ここで気軽に手を上げたのがきっかけでその後数カ月(というか今もなんだかんだで縁があるんだけど)宮城県は山元町と関わることになりました。詳しくは手伝い先のblog参照。現地で山のような撮影データの仕分けとかボランティアさんがスムーズに動けるような下働きとか、そういう裏方仕事してました。
夏〜年末
年度末仕事してたところで人手が必要、とのことで出戻って仕事。とはいえまた期限つきなんですけど。つまり春になったらまた無職ですよ!例によって!
とまあこんな感じで
いい加減生計を安定させたいなあ、とぼやく年末をここ10年くらい繰り返してる気がするのでずっとこのまんまな気がします…。でももう少し収入源があってもそろそろバチが当たらないと思います…。
写真機材方面
物欲関係は割と平穏でした。たぶん。
「液晶回せてとりあえず押せばなんか写る奴、あとレリーズがK20Dと共用できる」つーことでPowerShot G11の中古を買ったのと、年末近くにジャンク祭りが開催されたくらいじゃないかな。あとは純粋実用用途でMetzのフラッシュを買ったくらいかな。たぶん。
突発ジャンク熱で買ったのはえーとなんだっけ、
全部入れてもたぶん1万行かなかったはずなので誤差です!
なんでまたこんなに買ったかっていうと、量販店で新品デジカメの実売価格が尋常じゃなく安いことと中身が実際すごく安っぽく見えることに衝撃を受け、「ちょい前の金かけて作ったデジカメを確保せねばならぬ!」とジャンクワゴン(まずそこがおかしいだろ)に突撃した結果なんですが。いや、L1の高級感はかなりいいものですよ。デジカメとして見てどうかは置いといて。
あ、あと後者2つに関しては「コニカの血の入った画像処理系を一度体感せねばならぬ」という理由から来てるのでこれはあくまでも研究資料ですと主張しておきます。なんの研究するつもりだ俺。
ネットワーク方面
震災以降twitterのフォロワーさんが異様に増えてびびりました。あと4favの壁とか言ってたのが冗談のように赤favが出るようになってなにこれこわい。とか思っております。
あと下半期はザ・インタビューズ地獄が割と、その…。質問数400弱とか意味が分からないよ。
来年どーすんのさ
死なないように1年しのげればいいなあと思います割と冗談抜きで。今年の春から夏はほんと危険な雰囲気がしてるのでどうにかして稼ぎを作らないと死にます。
写真方面なあ。ここ1〜2年の流れのまま行くと本当にフィルム売り場とコンパクトデジカメ売り場が絶滅するんじゃないかという不安があるんですが。どーにか盛り返したり持ちなおしたりすればいいんだけど、盛り返すきっかけがどこにあるのよって言われると正直、うーん…。