偽デジタル写真屋日報@はてな保管庫

はてダ終了に合わせてログ移行させました。ところどころリンク先が死んでるかもしれませんが仕様です。

巷の高画質の基準が分からなくなってきた

いや自分の好みが斜めに突っ走りやすい傾向があるのはある程度自覚してんですけど、巷で言うところの高画質って本当に高画質なのか?っていう疑問が湧いてしまってですね。
ていうのもネット上では画質が酷評といっていいくらい叩かれてるCOOLPIX SQ。確かにノイズは強めに乗るんですけど、レンズがしっかりしてるおかげでこれをA4にプリントしてみると結構いい絵を出すんですよ。たぶん丁寧に補完すれば四切くらいは軽く伸ばせるくらいの素性は持ってるんじゃないかな、っていう予感はします。
でね。当時の1/2.7型300万画素機の中でこれだけ伸ばせる可能性を持った機種ってどんだけあるか?って考えてくとこれが案外ないんじゃないかなあとか思うんですよ。でも巷では「SQ=ノイズだらけの低画質機種」とか言われてしまってる。なんなんですかねえ、この行き違い。

でまあぼんやり考えてること

  • 等倍観賞マニアってノイズ量以外についてはかなり節穴なんじゃなかろうか?
  • そしてその節穴なマニアの声にメーカーが乗せられてないか?
  • 塗り潰しであってもノイズさえなければ「感度ほげほげで使える」と言われてしまう件
  • 一般に悪いデジカメって言われてる機種は単に使い手がカメラに負けてるだけなんじゃないか*1
  • CCDサイズと画質の関連って画素ピッチよりもレンズ精度(not レンズの善し悪し)の問題の方が大きいのでは?
  • 「昔のデジカメの方が暗いところに強かった」ってのは脳内補正が強烈にかかってないか?
    • 「暗いところで手持ちで撮れた」ってのは単に手ぶれがバレなかっただけじゃないか?

とまあこんな感じでぐるぐるしてます。もうちょっとここら辺については考えてみる予定。

*1:腕が悪くて使い切れてないだけなのにその原因をカメラ側に押し付けている