トイカメラに古いネガを突っ込んで"味のある"写真を撮るのも別に構わないし、カラーバランスがおかしいだけのものを「素敵な色味」と盛り上がるのもまた一興だし、クロスプロセスによる偶然に近い色を楽しむ*1のもそれはそれで楽しいってのはまあ分かるんですよ。
でもね。そうやって遊びに走る前に「真っ当なスタンダード」を見て知って欲しいよなあ、とおっさんに片足突っ込んでるこせきは思うわけです。ここ20年くらいで評判の良かった感材は壊滅的なくらい減ってしまったとはいえ、まだかろうじて絶滅したわけじゃないんですから。