偽デジタル写真屋日報@はてな保管庫

はてダ終了に合わせてログ移行させました。ところどころリンク先が死んでるかもしれませんが仕様です。

水道橋 upfield-gallery hana「SO-CO-i-ra 〜ソコイラアタリ〜」

写真blog界隈で有名な方。DP1を持って近所を散歩しつつ撮った写真をまとめたもの。
近所の散歩写真という*1やたら人口の多いジャンルでえらい人気を持ってるのは何が違うのかねえ、という若干斜め向きの好奇心から見学に行った訳ですが。
うーん、見せ方と崩しのバランスがキャッチーなのかな。意図的なのか素なのかはわからないんですが、フォーカスポイントとか構図の切り方とか、「定石だとこう撮るよな」という見方からほんのちょっとだけズラして撮ってる感があるんですよね。それがかなり危うい感じでバランスがとれている。
撮っている世界の身近さから真似したくなる人がたくさん出るんでしょうが、自分を理解しててなおかつ見せ方が上手くないと本気で箸にも棒にもかからない駄写真にしかならないのである意味毒だよなあ、なんてことを考えて見てました。
あとちょっと気になったのはプリント。ラムダ+光沢プリントの効果で妙にシャープな上がりになってるのですが、これは意図に沿った見せ方なんでしょうか?印刷物やWeb上ではちょっとぽわぽわした写真を撮る人、という印象があったのでその辺が気になりました。
本人さんがいらっしゃったので聞こうかなと聞けばよかったんでしょうが、他のお客さんの応対に忙しそうだったので聞けず残念。むう。

*1:自分も含め