写真新世紀展2005

見てきました。去年の受賞者の作品は去年見たときもいまひとつしっくり来なかっただけあって今回もしっくり来ないままでした。気持ちは分かるがそこをなんとか。
今年の受賞者作品ですが、割と去年に比べると普通の写真が多いかなという感じですね。また、どちらかというと佳作のブックの方が興味を引くものが多かったんで、見に行かれる方は比較的空いている平日の昼間狙いで行ってじっくりブックを見る時間を確保するといいように思います*1。
あと今回見てて感じたんですが、「見たものを気持ちのままに撮りました系」ってありますよね。自分もそんな感じで写真を撮ってますが、やっぱりこういうまとまった形で見る場合にはそういう撮り方は弱いなぁ、と思わされました。そこからもう一歩先を見て形を作れるようになりたいもんです。

*1:余談。すでに製本が壊れてしまってるブックがちらほらありました。かなりしっかり製本しないとこういう展示形態には辛いってことなんでしょうね。