買ってみての印象
触った感じや構えた感じは以前店頭で触ったときに書いたときから変わってないので、買ってからじゃないと分からないことをちまちまと書いてみます。
いいところ
- レスポンスがいい
- この辺はさすが高速処理が売りだけのことはあります。Caplioもかなり速い部類に入りますが、撮影時に待ちがほとんど発生しないのは脅威。あとメモリフル連写はあまり使わないかなと思っていましたが、手ブレが発生しそうな薄暗いところや人撮りのときにかなり威力を発揮します。
- 操作系の造り込みがいい
- ちょっとメニューがフラットすぎるきらいもありますが、基本的に説明書いらずな操作性。これで十字キーの左右に露出補正が設定できれば完璧。デジタルズームなんて使いませんから。
- 露出とAWBが賢い
- たまに-0.3くらいアンダーに設定することもありますが、基本的に露出とホワイトバランスはカメラ任せにして大丈夫です。普段の持ち歩き用でオートが実用になるというのはかなり重要な要素ですよね。
- 案外ブレない
- 超小型ボディな上にレリーズの感触が頼りないのでブレが多いんじゃないかと危惧していたのですが、両手できっちり持って撮っている分にはあまりブレは発生していませんね。ネックストラップを併用するともっといい感じ。
- 案外電池が持つ
- 京セラと言えば電池切れと言われるくらいに電池を食いまくる機種が多かったですが、電源周りがかなり見直されたのかi4Rはそこそこ電池が持ちます。公称では撮影枚数が100枚となっていますが、ストロボを使わずまめに電源を切るようにして撮っていれば200枚前後はコンスタントに撮れそうな雰囲気はありますね。初代のEXILIMくらいには持つ感じがするので、小型機としては及第点と言えるのではないでしょうか。
微妙なところ
- ちょっと造りがちゃちに感じる
- まあ実売3万の機種に贅沢を言う方が間違ってるのかもしれませんが。でもスイッチ周りのかたかたする感じとかはもう少しどうにかできたように思いますよ。
- ストラップ取り付け金具の位置が微妙
- 選択肢があまり無さそうなレイアウトなんで文句を言うのはお門違いかもしれません。でもね、本体左側にストラップ金具があると右利きの人間がネックストラップを付けて使うにゃいまいちな位置ですよこれ。スムーズに撮影動作に入りにくいです。左利きの人は普段苦労してるんだなぁ、とか考え込んでしまったりして。
- 充電器が馬鹿でかい
- クレードルがでかいのは百歩譲るとして、ACアダプタの電源部が馬鹿でかいのはどうにかならなかったのでしょうか。旅行に持っていくサイズじゃないです。単体の充電器がオプションで出てくれないものですかねえ。
- 本体にUSB端子がない
- これは贅沢な悩みかも。でも本体だけでPictBridge接続したくてもできないのはもどかしいです。