GR DIGITAL発表会レポート
つーことで有楽町まで来ました。
すでにおおまかな仕様やサンプルはデジカメWatchだの日経だので出回っているので、ここでは発表会の雰囲気や主観メインの印象を中心に書いていこうかと。
客層
時間帯が微妙に早いせいかスーツ着た人があんまりいないぞ(笑)。男女比は8:2くらいで男性ってとこかな。この辺はだいたい予想通りですね。とりあえず空いてたので最前列をキープ。
周りの人が持ってきてるカメラ類ですが、やはり銀塩GRやCaplioなどのリコー機が多いですね。あと何故かCONTAX i4Rの姿をかなり見ました。こんなにユーザーがいるのなんて初めて見たぞ(笑)。
会場の様子
会場後部に銀塩GRや今回のGR DIGITALのモック、これまでリコーが作ってきたデジカメ一式ななどを展示。DCやRDC型番のモデルがいろいろ並んでたのは懐かしいものがありました。
チラシ
入場登録時に製品チラシを貰いました。GR BLOGによればまだカタログは製作中とのことなんでこの辺は仕方ないかな?
チラシの仕様を見ての感想
だいたい来る前にチェックしていたので特に目を引く項目はなかった…つもりなんですが突っ込みどころ発見。
RAWはJPEG-FINEと同時記録のみって書いてあるんですがー。RAWだけじゃ撮れませんかそうですか。
ちなみに付属品リスト。
- USBケーブル
- AVケーブル
- ハンドストラップ
- リチャージャブルバッテリー&チャージャー
- GR DIGITALソフトウェアCD-ROM
- Adobe Photoshop Elements体験版CD-ROM
- 説明書・保証書など
純正充電池が付属してくるので電池の心配は無さそうですね。ただしGX系のいわゆる「原子力電池」からは容量が落ちているのか、CIPA準拠で250枚という撮影枚数が気になるところです。R1あたりなんかはうっかりすると500枚くらい撮れるのにねえ…。
あとおまけソフトウェアはElements体験版ということなのでちゃんとRAW現像したい人はElements製品版かSILKYPIXあたりを買ってください。
発表会
すでにプレス発表があったので詳細はデジカメWatchなり日経なりで以下略。
目を引いた点としては
- 歪曲はかなり小さそう
- 外付けファインダーはワイコン対応で換算21/28mmのフレーム入り
- 撮影設定でコントラスト・シャープネス・色の濃さがいじれる
- デジタルズームボタンは露出補正などの機能を割り振れる
- ホットシューにはTTL接点付き。シグマ製ストロボが対応する模様
- 秒2.8コマで3カットまでの連写可能
- 発売は10/21、実売価格は8万円前後
あたりでしょうか。個人的にはホットシューがTTL対応になったあたりに驚きを覚えました。
田中長徳さんのトーク
割とゆるめな感じで。これは「GR BLOG」のオフ会らしいですよ。マジか落ち着け。
ちなみに会場にBLOGの中の人も揃ってたらしいですが関係者が多すぎて全然分かりません。
来場者の持ってきたカメラをダシに話したりとかそんな感じで展開。
質疑応答
GX8と同じCCDか聞いてみました。別のCCDだそうです。GX8のノイズが嫌いな人には朗報?
あとお約束として「どうしてCCD大きくできなかったんですかー」って質問がありましたが、これはやはり本体サイズと写りのバランスを見て選定っていう回答でしたね。まあかなり小さい本体なのでこれに2/3を突っ込むのはきついでしょう。
ただ1/1.8と言ってもノイズ対策関係はかなり力が入ってるようです。実際プレゼン中にも長時間露光したときのNRのデモのスライドを入れてましたし。
タッチ&トライ
当然というかなんというか、データお持ち帰りは不可なので触るだけ。
- 持った感じは確かにGRを思い出させるもの。ただしもっとグリップしやすい
- っていうか本体小さいよ本体
- 液晶がでかいのはいいんだか悪いんだか
- 外付けファインダーは2万するだけあってよく見える
- ただ28mm枠だけでいいなら他のファインダーでもいいようなそんな予感
- ADJがダイヤルになったのは分かりやすいような分かりにくいような。たぶん慣れだが、歴代Caplioから入る人は一瞬迷う可能性大
- 操作系カスタマイズが結構あるので、好みの設定をとっとと作るのが勝利の鍵
- AdobeRGB対応あり
- RAWの記録時間は20秒越え。ただし遅さに定評ある内蔵メモリでの測定なので、高速SDを使ってみないと正味のところは不明
- モード切替ダイヤルにはロックあり。誤動作対策はかなり考えている雰囲気
だいたいこんなところかな。思い出したら適当に追記修正入れます。
プリントサンプル展示
画像サンプルってことでA3判プリントが展示されてました。十分じゃないすか。歪曲もないし周辺で崩れないのは優秀ですよ。
あと驚いたのは画像処理エンジンの強化。これまでのリコーの「妙にきつい輪郭強調」とか「妙にきついコントラスト」とか「特定の色だけ跳ねる発色」がないんですよね。正直もっと粉っぽい絵だと思っていたのでこれには感心しました。
ところであんたは買うの?
自由になるお金が当分ないのですぐは動けませんが年末年始あたりまでにはなんとかしたいですね。その頃にはセカンドロットになってるでしょうし。