偽デジタル写真屋日報@はてな保管庫

はてダ終了に合わせてログ移行させました。ところどころリンク先が死んでるかもしれませんが仕様です。

仮想PCでLightZone for Linuxを使う

以前紹介したRAW現像ソフトのLightZoneですが、これはLinux版ならフリーで使うことができるんですよね。
レジストするほどじゃないけれど、たまにちょっとだけ試してみたいんだよなーと思って某所で相談をしたら、「そんなあなたにVMWare」という返答が来まして。で、仕事の合間にちょっと環境を作ってみたわけです。

必要なもの

導入

  • VMWare Playerの導入はインストーラ任せにしてしまえば問題ないので特に説明する事項はないというか各地に説明があるんで適当に検索してください。
  • インストールが終わったら展開しておいたVMWare用イメージを指定するだけでLinux環境が動きます。
  • あとはsambaを導入しておくとWindows側とのファイルのやりとりが楽になります。
  • LightZoneは適当なところにアーカイブを展開するだけでOK。特にインストーラの類はありません。
  • ついでにLightZoneと同じディレクトリあたりにでもモニタプロファイルをコピーしておきましょう。

使う

  • アーカイブを展開したディレクトリの中にある"LightZone"が起動スクリプトです。
  • 起動したら"Edit"-"Preferrences"で環境設定を呼び出し、"Display Color Profile"にモニタプロファイルを設定してあげます。
  • あとは特に設定することはないかな。設定が終わったら適当に遊んでみてください*1

…というわけでLinuxをいじったことがない人はほぼ追いてきぼりな導入ガイドでした。とはいえsambaをapt-getで拾ってくる以外はほぼインストーラ任せで作業できるんで、やる気のある方は是非。

余談

当然ながらかなりメモリに余裕がないとこの環境で現像作業をするのは辛いです。VMWare Playerに割り当てられるメモリなんてねえよ!って方や本腰を入れて大量のRAWを扱いたい方は専用のLinux環境を作ることをおすすめします。

*1:現像するRAWファイルはどうにかして仮想PC側にコピーしてください。私はsambaを導入してWindows側の共有ディレクトリ経由でコピーしました