マイクロソフト、アドビの牙城に照準--プロ向け画像編集ソフトを公開 - CNET Japan

どうもCNETの見出しは煽り要素が強くていかんなぁ。この見出しだけ見るとPhotoshop/Illustrator対抗のソフトでも新規で作るのかと思うじゃないですか。
この記事で紹介されてるソフトのベースとなってるExpressionは結構前からあるベクターベースのグラフィックスソフトで、その歴史は結構古く5〜6年前からあったはずです。ただ開発元が流浪の旅をしていてMS傘下になってたのは割と最近じゃなかったかな？
特徴としては基本がIllustratorのようにパスベースで絵を描いていくのにペイントっぽい線が描けるというあたり。今だとIllustratorにもパターンブラシみたいなブラシ系ツールが強化されたんであまり目新しさを感じにくいかもしれませんが、Expressionが出た直後の頃は面白いソフトが出たなぁ、と思ったものでした。
まあかなり癖が強いんだけど面白いソフトなのは確かです。ただしPhotoshop/Illustratorとは全然違う性格を持ったソフトなんで、「牙城に照準」ってのはちょっと大げさなんじゃないかな。