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最終日の終了間際に飛び込んで見てきました。印刷物では見たことがあるけどオリジナルを見るのは初めてです。 で、印刷物だと黒がえらく強くてがっつりしたイメージを持ってたんですが、プリントで見るともう少し柔らかい感じですね。実は案外優しい写真を撮…
ダイトランスファーってのはカラープリントの一手法で、カラー分解したフィルムに染料を乗せて一色ずつ刷っていく技法…ってので良かったのかな?どちらかというと版画の多色刷りみたいな技法ですね。あとコダクロームの色の乗せ方っていうと分かる人もいるか…
見てきました。去年の受賞者の作品は去年見たときもいまひとつしっくり来なかっただけあって今回もしっくり来ないままでした。気持ちは分かるがそこをなんとか。 今年の受賞者作品ですが、割と去年に比べると普通の写真が多いかなという感じですね。また、ど…
川越からだと開催されるギャラリーが滅法遠くてやや躊躇気味。どーすっかなぁ。 とりあえず情報を「写真を楽しむ生活」メルマガより転載しておくので、行けそうな人は是非。 石元泰博「都市への視線」 http://www.a-quad.jp/main.html 会期:9月16日(金)〜…
都内在住でプリントに興味のある方は是非。あたしゃ行くつもりだったのに仕事がさばき切れなくて出勤です…。くそー、久しぶりに見られると思ってたのに。 ちなみに詳細は下記に。 printer-jp.org - このウェブサイトは販売用です! - 写真 プリント プロラボ…
ローライ抱えて奈良に滞在して撮影された旅写真。あー、コニカのカラーネガはいい色が出るなぁ←見るところが違います 本当にこれといってどうという強い写真がある訳じゃないんですけど、どことなく引っかかりが残ってしまうスナップの群れ。気持ちのいい軽…
こちらも黒白ロードムービー風。祖父のお見舞いに行くところからお葬式まで、という「向こう側」とやや心象風景気味の「こちら側」のイメージを淡々と並べたもの。個人的には展示用のセレクトよりも会場にあったブックの構成の方が力強さがあって好みでした…
黒白ロードムービー風ヨーロッパ旅行写真。悪くないけどあまり印象が強くないかなぁ。なんとなくどこかで見たようなイメージを写真の背景に感じるんですよね。自分が見たもの、というのをひねって出そうとして逆に個性が無くなってしまったというかそんな感…
Juna21にアメリカの人が出てるのは初めて見た気がします。タイトル通り出身であるところのネブラスカでの身の回りの写真を淡々と黒白でまとめたもの。 軽めでドライな空気感がいーですなー、と思いつつ眺めてて我に返ったんですが、こーいうテーマの写真を撮…
言わずと知れたニューヨークの9.11セレモニーを見て撮ってきた写真。写真も焼きも上手なんですが、こういう世界的に有名な事件をテーマにしてしまうと新聞だのテレビだのを通して大量に写真が流通してるためにちょっと埋没してしまうかなぁ、という印象。 作…
8月の広島のスナップに短い詩をつけて展示。デジタル一眼+インクジェットかな? ヒロシマものというと戦争が終わって60年の間いろんな人によってさんざん撮られ続けてきたジャンルなわけで、これから新規で撮ろうとするとなかなか切り口が難しい分野ですよね…
高校生向けの写真イベントというと写真甲子園を想像しますがこういうものもあるんですな。 いやしかし高校生にしちゃえらく腕がいい写真ばかり集まっていて壮観。 というかあれだ、高校生っぽく見えないんですよ。指導のせいなんだかなんだか分かりませんが…
いきなり毛色も違うわ客層も違うわという感じでどうにもはや。うーん、なんかちょっと苦手な空気かも。化粧品分野の写真ってのは実際すごいと思うんですけどねー。
砂浜を黒白で撮っただけのものなんですが、妙に想像力をかきたてられる写真です。版画のようにも見えるし、高空から砂漠を撮ったようにも見えるし、ただコンクリ壁を撮っただけのようにも見えるというのはなかなか楽しいものが。作者さんは「腕の悪い松江泰…
団地住まいの日系ブラジル人家族を正面から撮影したポートレート。ちょっと橋口譲二風味な感じもありますが、直球ど真ん中な撮影姿勢は好感が持てます。力作。
この記事を読んでいたら見に行きたくなったので川崎の帰り道に寄ってみました。 いやこれは綺麗な仕事です。暗室趣味の人とかプリントに関心を持ってる人は見る価値があると言えます。月曜で終わってしまうんで時間がある人は是非。 何が綺麗って、フェロ仕…
ご存知木村伊兵衛賞が30周年を迎えた記念に開催された写真展。とりあえず順路が分かりにくいぞ>主催の人 基本的に「その年の注目される活動を行った若手写真家」に出される賞なので、こういう風に30年分通しで作品を見られると日本の写真の流行り廃りが分か…
詳しくは 久保元幸のモノクロ写真工房:★Modern Masters of Photography - Japan 写真展 を参照。現代の写真家の作品をPX-5500でプリントしてポートフォリオ一式で発売するプロジェクトがあるそうなんですが、そいつのオリジナルが展示されるということで見て…
高校の先輩。今はうさぎとマクロものを中心に撮っている人です。前回の「兎島」のときにも思ったんですが(前回の感想はこちらに)単に可愛いだけのうさぎ写真じゃないんですよね、これ。ただ今回は前回見たときに思ったような黒さはあまり感じなかったかな。…
下町の写真っていうとあらかたパターン化されてるような雰囲気がありますが、それでもまだ目の鍛え方次第でいろいろと見えてくるものがあるんだなぁと思わされるものがありました。光の扱い方がとても印象的。
以前某写真学校の短期講座でお世話になった先生。ちなみに作者本人のサイトはこちらに。 デジタルベースで深夜の街中に落ちている光をぽつぽつと拾い上げていく写真。ご近所さんということもあってどこかで見た場所が写っているのが地元民としては楽しかった…
東急池上線沿線をベースにした黒白スナップ。ちょっと通りすがってみました、という感じではなくきちんと沿線を見て撮られた写真に柔らかい調子のプリントが綺麗です。ちなみに純粋鉄写真を期待すると肩すかしを食うので注意。
よく地元でやってるような中高年写真サークルのおっちゃんおばちゃんの選抜展みたいな感じ。もしくは風景専門のストックフォトカタログを見てるような感じ、とか。まあそれなりに綺麗ですがそこに見るものはあるかというと、うーん…。あ、でもグランプリだか…
えらくアオリの効いた都市風景写真。あまりにもぴしっとし過ぎていて現実の光景に見えなくなっているあたりが作者の狙いなのかな?街ごとコピー機にかけてフラットにしたようなそんな感じはちょっと神経質過ぎる感があって苦手かも。
山谷とか釜ケ崎のおっちゃんを撮る人って昔から結構いるんで今さら感があったりしますが、そういう今さら感を吹き飛ばすだけの腕の良さですねえ。焼きも綺麗です。濃い目のおっちゃんのキャラクターに負けない強さが感じられるいい写真。